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大きいものは手術で

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真皮縫合が綺麗の秘密

加齢によってシミが出てくるのと同時に、いぼも出現することは珍しくありません。いぼを医学的に言うと、脂漏性角化症や老人性疣贅となります。40代以降は増えやすい傾向にありますが、若年層に出ないわけではないです。時間と共に大きくなりがちで、しかも膨らみも強くなるのが美容的に大きな問題となりやすいです。小さなものはレーザーなどで簡単に除去できるものの、大きく膨らんでしまうと難しくなり、切除法にしなければいけません。メスで除去する手術なので、医師の腕によっては手術跡が残る可能性もあります。しかし、大抵はシワや肌のキメに沿って縫合し、手術跡が自然に馴染むように仕上げてくれるので、ほとんどの場合目立ちません。医師によっては縫合の必要がないように浅く切除して、擦り傷と同じように治す方法を取っています。このとき傷口を乾燥させないで治す湿潤療法にすると、より綺麗に治ります。また、耳たぶなど薄くて縫合が難しい部位においても、浅く切除する術法は有効です。美容外科や形成外科の医師はどれだけ綺麗に治すか、と言う点に留意して治療を行うので安心です。それでも瘢痕や色素沈着が起こらない可能性はゼロではないため、医師によく相談して施術を受けてください。切除法でいぼを除去した後に残る手術跡は、シワのような細いものが理想で、形成外科医や美容外科医はそれを目指して手術しています。手術跡の失敗例として、切除した箇所がミミズ腫れになり、糸の痕までも残っている状態が挙げられます。これを防ぐ縫合方法の一つが、真皮縫合です。周囲の皮膚を切開していぼを除去した後、切開した皮膚を引き寄せて糸で固定するのが一般的な方法です。術後1週間もすれば傷口はくっつくので抜糸となります。しかし、実際には傷口は完全にくっついてはおらず、開こうとする張力が働いているので、段々とミミズ腫れのようになってしまうのです。抜糸を遅らせればいいのではと考えるかもしれませんが、糸を包んで皮膚が再生されるといった心配があるため、抜糸を遅らせるのは問題です。そこで、真皮層まで抜糸要らずの溶ける糸をかけて縫い留めると、張力に打ち勝つことができるのです。真皮縫合は、形成外科医や美容外科医の基礎として叩き込まれています。確実に縫合されていれば傷口はテープで固定しておくだけでも大丈夫なのですが、念のため細い糸で軽く縫合するのが一般的です。また、形成外科や美容外科ではより手術跡を残さないために考案された針付きの糸を用いています。